自身はバスケ未経験、選手はその学区だけ、それでも全国大会に5回出場している指導者がいます。
今回はその指導者、髙畠恵樹氏に限られた戦力で全国と戦った経験から見出したハーフコートオフェンスの構築について解説していただきました。
少人数、低身長、どんなチームの年でも選手と向き合い、激戦区北海道で戦い抜いてきた髙畠氏がたどり着いた理論をぜひご覧ください!
■指導解説:髙畠 恵樹(帯広市立西陵中学校女子バスケットボール部監督)
■実技協力:帯広市立西陵中学校女子バスケットボール部
ごく普通の公立中学校にも関わらず、何度も全中出場を果たし、トップ選手を多く輩出する石神井西中学校。
格上のチームやディフェンスの固いチームが相手となると、そう簡単に速攻が成立するわけではありません。となると、いかにきっちりとボールを運び、セットオフェンスを攻めきれるかというのがポイントになりますが、中学生にとってはここが難しいところです。
強いプレッシャーを受けてもボールを失わず、有利な体勢をつくってシュートまで持ち込めるかどうか。今作ではこの部分にスポットを当てて練習法を紹介します。
■指導解説:三輪 辰也(東京都練馬区立石神井西中学校 教諭)
■実技協力:東京都練馬区立石神井西中学校バスケットボール部
どうしても身長や能力がものをいうマンツーマンの攻防ですが、きちんとした対策と戦略をもって臨めば、それらを凌駕することは十分に可能です。
相手にスキを与えないボールの持ち方や足の運び、効果的なコンビネーションやスクリーン、一度失敗してもさらなる一手を繰り出せるパターン…まさに指導者の腕の見せどころではないでしょうか。
今回は明秀日立高校・筑波監督が提唱する『3本の矢』公開。その緻密な指導方法と、工夫された練習の形を紹介します。
■指導解説:筑波 大(明秀学園日立高等学校 女子バスケットボール部 監督)
■実技協力:茨城県/明秀学園日立高等学校 女子バスケットボール部
2014年の全中で、ベスト16に進出した香川県・綾歌中の指導、練習法を紹介します。“普通の”中学生たちが結果を残したのは、今回紹介する「2つの要素」が大きく関係しているのです。
まず、メインとなるのが『スパイラルオフェンス』です。そしてもうひとつが同校で毎日行う『ルーティーン』です。
工夫と徹底でチームは強くなる。あなたのチームにも、ぜひこの考えを取り入れてみてください!
■指導解説:北本 真司(丸亀市立綾歌中学校男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:丸亀市立綾歌中学校男子バスケットボール部
今作ではフリーランスオフェンスをつくるための、最も大切な基本事項を解説しています。インアウトイン、チェンジオブペース、チェンジオブディレクションなどの理論と実践の仕方を、徹底的に選手に落とし込んでいます。
ここで行っていることは、ミニバスケットや中学生でもできる内容ですし、年齢男女を問わず取り組めるものとなっています。基本的なプレイの徹底ですから、場合によっては大学や社会人の選手にも有効です。身体的なハンデを乗り越えるための方法、選手の判断力を養成する指導など、すべてのバスケットマン、指導者の参考になるはずです。
■指導解説:佐藤 久夫(明成高等学校男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:明成高等学校男子バスケットボール部
バスケットボールに限らず、どのスポーツにおいてもその練習方法は淘汰され、出尽くした感があります。しかし、本当に「良い練習」というのは少し形が変わってもずっと長い期間残ってきているものです。
良いバスケットボールをするためには、思い通りにボールを扱える正確な技術(クローズドスキル)と対人の状況で的確にプレーを選択できる判断力(オープンスキル)を高めていかなければなりません。そしてそれら二つのスキルを連続的に伸ばしていくことで「パーフェクトスキル」が身についてくるのです。
ジュニア期からの育成においては「良いもの」を「反復」して「習慣化」し、「徹底」していくことがさらなる上達へのKeyになります。ぜひ、日々の指導に、練習にお役立てください!!
■指導解説:鷲野 鋭久(愛知県津島市立藤浪中学校女子バスケットボール部監督/JBA U-15女子トップエンデバーコーチ)
■実技協力:愛知県・藤浪中学校女子バスケットボール部
バスケットボールのゲームにおいて勝敗の分かれ目はある意味ではシンプルで、リバウンドやルーズボールといった局面局面でのボール奪取率を上げることで攻撃回数とそれに伴う状況が大きく変わってきます。
今作ではチームを作っていく過程でボールへの執着心を養いながら、個々の状況判断力を上げていきチームとしてのカタを身につけ、さらにチームとしての引き出しを増やしていくことを目的としています。
特に「球際」の強さを身につけることがどれだけ大事なことか、廣瀬氏の情熱溢れるコーチングの中で明らかになります!
■指導解説:廣瀬 昌也(青山学院大学バスケットボール部コーチ/元新潟アルビレックスBBヘッドコーチ)
■実技協力:青山学院大学バスケットボール部
廣瀬昌也氏は、現役時代トッププレーヤーとして活躍した後、大和証券、新潟アルビレックスのヘッドコーチとして指導者の道を歩んできました。日本リーグコーチオブザイヤー受賞、日本代表アシスタントコーチ、ユニバーシアード日本代表コーチも務めた、現在の日本を代表するトップコーチです。
今回は青山学院大学の日々のトレーニングから第2弾として、ゲームにつながる基礎固めとチーム作りの初期部分を収録。内容はもちろん廣瀬氏の細やか且つ大胆なコーチングにも注目です!
■指導解説:廣瀬 昌也(青山学院大学バスケットボール部コーチ/元新潟アルビレックスBBヘッドコーチ)
■実技協力:青山学院大学バスケットボール部
今作では、ロングアイランド大学ヘッドコーチであるジム・フェリーが、マンツーマンとゾーンに対抗するための様々なオフェンスの戦術を解説します。セカンダリー、ハーフコート、ボックス、1-4、2-1-2、そしてスタックフォーメーションのクイックヒッティングセットアウトなどの効果的な活用の仕方を実演。その中で、シャッフルや、フレックスの動きを見るためのドリブル、パスの仕方なども詳しく解説しております。
■指導解説:Jim Ferry:ジム・フェリー(ロングアイランド大学ヘッドコーチ)
日本語訳監修:倉石 平(早稲田大学スポーツ科学学術院准教授)
第1弾発売(1997年)以来、全国各地の指導者の方々から好評を得ている北海道選抜シリーズ、今回は待望の第6弾の登場です。
基本的なコンセプトは、限られた時間の中で効果的・効率的な指導を徹底することで最大限の効果を狙う、ということです。
ディフェンス面ではZone Press Zoneをベースにして、個々の役割をはっきりさせ誰がリザーブで入っても対応できるように指導を徹底させていきます。またオフェンス面ではスクリーンを多用して、ズレを早めに作って攻撃の起点、エントリーを増やしていくことを狙っていきます。
このようなチームコンセプトは、選抜チームに限らず部活動などで指導時間が少なく、短期間に効果を出していこうという指導者の方にとって非常にお役に立てる内容です。
■指導解説:宗岡 安隆(2012・13年度北海道選抜チームヘッドコーチ、帯広第一中学校)/山田 明(南幌中学校)/横尾 栄一(札幌厚別南中学校)/丸山 祐平(札幌澄川中学校)
■実技協力:北海道ジュニアバスケットボール連盟強化委員会
女子日本代表ヘッドコーチ、ジャパンエナジー(現JX-ENEOSサンフラワーズ)の指揮官として数多くの実績を残してきた内海知秀コーチが、女子日本代表で実際に使った戦術や、日本・世界のトップレベルの試合から培ってきた戦術をご紹介します。
ここでは、マンツーマンディフェンスに対するオフェンス戦術。 内海コーチが女子日本代表の試合で使っていたセットオフェンスの基本となる動き方や、ピック&ロールを使った攻め方、アウト・オブ・バウンズからのプレーなど、様々な戦術をご紹介します。
女子日本代表ヘッドコーチ、ジャパンエナジー(現JX-ENEOSサンフラワーズ)の指揮官として数多くの実績を残してきた内海知秀コーチが、女子日本代表で実際に使った戦術や、日本・世界のトップレベルの試合から培ってきた戦術をご紹介します。
ゾーンディフェンスに対するオフェンス戦術。 ゾーンの崩し方のポイントを踏まえたセットオフェンスの基本となる動き方や、アウト・オブ・バウンズからのプレーなど、パス・ドリブル・スクリーンを有効に使った戦術をご紹介します。
大好評、新潟シリーズ第2弾!「オフェンス編」。
今回も新潟県を代表する2人の監督が指導にあたります!
白根北中学校の松川監督は「2on2」を軸とした、緻密なセットオフェンスづくりを紹介します。個々の力では劣っている、身長では敵わないといった状況でも、2on2であれば“ズレ”を突くこともできます。いかにして相手Defを翻弄するか、ファンダメンタルからきっちりとつくり上げていきます。
本丸中学校の富樫監督は、同校が日本一になった原動力となった“オフェンスドリル”を紹介します。本丸といえばオフェンスというように、随所にこだわりのポイントが見られます。テーマは「ノーマークをつくるセットオフェンス」。個の力を高めるドリルと組織的なプレーを融合させ、ジュニア期に必要な力を養成していきます。
「スピードはあるが大きい選手がいなく、インサイドで点数が取れない。」「今度のチームは小さいので、どうやって戦うか。」など、選手のサイズのことで多くの指導者が悩んでいることでしょう。
本作では、知将中島正信ヘッドコーチが、マンツーマンディフェンス・ゾーンディフェンス・ゾーンプレスと相手チームの仕掛けてくるディフェンスへの対応と攻略法をご紹介します。
身長の低いチームが大きいセンターのいるチームと戦うときは、トランジションゲームもしくはファストブレイクで戦うことが多く、 ただ、それらを軸にゲームを組み立てると相手チームに対策をされて、勝ちきれないことと思います。本来、トランジションゲームやファストブレイクはゲーム中に常に行うよりもスポット的に使用すると効果のあるオフェンスシステムです。
今回紹介するオールアウトフリーオフェンスは、身長が低いチームが基本戦術とするべきオフェンスシステムであり、 モーションオフェンスほど難しくなく、常にフリーマンを作り出すことが可能な基本戦術となります。 このオフェンスを軸とすることで、トランジションやファストブレイクが効果的になります。
北海道選抜シリーズ第5弾!全国を制した2007年度チームの、大会に向けて行ったトレーニングを余すところなく収録しました。
ジュニア年代における短期間のチーム強化では、ゲームから取り出したシチュエーションドリルを繰り返し行い、実戦の感覚を養う方法が効果的です。そのような練習を繰り返し行った北海道選抜チームは、大事なゲームで硬くなっていても正確な状況判断ができ、あらゆるシチュエーションへ対応できる力を身につけました。迷いなくプレーすることでゲームの流れをつくることが可能になったのです。
本作では数多くのドリルを紹介していますので、チームの特徴にあったものを選択し、今すぐ練習に反映させることができます。今までのシリーズ同様短期間で結果を出したい方だけでなく、限られた時間の中で効果的、効率的な指導を行いたいと考える指導者におすすめです!
短期間でチームを仕上げていくエッセンスが満載!効果的にチーム力を高める「約束事」を身につけよう!
特に中学校においては、指導者がコートについてしっかり指導できる時間は限られています。限られた時間内で、どのように練習を組み立てていけば良いか、効果的な練習方法は無いか・・・そのような悩みを持った方に特におすすめの本作。
チームづくりには「約束事」は必ずといっていいほど必要になりますが、このシリーズの中で紹介する「約束事」は、短時間でいかに効果を上げていくかということに主眼をおいているものばかりです。
佐藤久夫氏の考える最強のオフェンスとは、パッシングとドリブルドライブのミックスオフェンスです。
バスケットボールにおいて、体格的に劣るチームが相手を上回る結果を残すことは困難を極めます。パス回しやスピードを使って体格の不利を覆すことが理想ではありますが、型にはまった戦い方では、対策を取られやすいという難点があります。そこでひとつの解決策となるのが、「パスで相手をかく乱させて、楽な1on1をつくって攻める」という考え方です。相手の状況を見て、攻撃に変化を加えながら良いタイミング、良いポジション、有利な形の1on1に持ち込むことで、どんな相手でも崩して得点を奪うことができます。その攻撃に必要なパッシングとドライブの考え方を、本作では披露しています。
佐藤久夫氏がモーションオフェンスに取り組む理由は主に3つあります。
①適切な動きを取ることにより、確実にDefをかく乱できる
②状況に合わせて攻撃するのでDef側の対策が取りづらい
③バスケットボールの理解が大きく深まる
①と②に関しては上記でも説明したとおりですが、③について佐藤氏は「選手は複雑な選択を同時に求められることがある。そして、意外性を追求していくことで試合の度に新たな発見があるので、監督の指示に従うばかりでなく、選手自らがアイデアをひらめき、監督に進言するまでに成長することができる。」と話しています。選手も指導者もバスケットボールの理解力が深まり、成長につながるモーションオフェンスを、ぜひ導入してください。
「短期間でのチームづくり」第3弾では速攻とセットオフェンスに焦点を当て、そのために必要な技術の指導と練習方法を紹介しています。
速攻編ではボールの運び方とセカンダリーブレイクでの体とナンバーのつめの部分などを詳しく紹介しています。セットオフェンス編オフェンス及びポジション別トレーニング編では様々なオフェンスパターンを理解できるとともに、ガード、フォワード、センターそれぞれのぴ時ションの役割と技術をマスターできます。もちろん練習方法を豊富に紹介していますので、これらを用いて短期間で個々の選手のスキルとチーム力をアップさせることができるでしょう。
絶賛!!アメリカのバスケットボール事情にも精通している鈴木貴美一氏がおくる「使えるハーフコートオフェンス」。速攻などで得点を奪えない状況下で、ショットクロックを意識的かつ効果的に使う「エントリー別セットオフェンスパターン」をセレクトし、詳しく解説しています。まさに即実戦で使えるエントリー別セットオフェンス!平成14,15年のオールジャパンで見事連覇をおさめたアイシンシーホースバスケットボールチームを率い、JBLでも実力派として知られる鈴木貴美一氏のビデオ第2弾!これまでの経験と実績に裏づけられた指導と解説が、あなたのチームの攻撃バリエーションをより幅広いものへと進化させます。このビデオを勝利への道しるべとして、ぜひお役立てください!
24秒・8秒ルールが実施され中学生のレベルでも様々な工夫と試みがなされています。時間が短縮されたためファストブレイクからアーリーオフェンス中心で攻める、終始フルコートのトラップディフェンスを仕掛けるなどの傾向が見られます。そこでこのビデオでは、「24秒ルールに対応する」そして「短期的でチームをつくる」をテーマとして、新潟県女子選抜チーム(平成12年度ジュニアオールスター第3位)のチームづくりを通してオフェンス・ディフェンス両面でのポイントをまとめてみました。中学生に適した指導方法、考え方、練習方法を紹介していますので皆さんのチームづくりに無理なくご活用できることでしょう。
1995年4月よりバスケットボールのルールが一部変更されます。いくつかある改正点で一番大きく変わるのがエンドラインからのスローインが導入される点です。この対応ができているか否かによって、ゲーム展開が大幅に変わるといっても過言ではありません。特にこのビデオは、そのいち早い対応を目的として作られたものです。基本的な考えといくつかのオフェンス・ディフェンスのスペシャルパターンを、いま日本で最高の若手No.1コーチ倉石氏による実際のプレーとボードを使った解説とでわかりやすく紹介しています。即、対応が可能!いますぐにでもご覧下さい。
2014年の全中で、ベスト16に進出した香川県・綾歌中の指導、練習法を紹介します。“普通の”中学生たちが結果を残したのは、今回紹介する「2つの要素」が大きく関係しているのです。
まず、メインとなるのが『スパイラルオフェンス』です。そしてもうひとつが同校で毎日行う『ルーティーン』です。
工夫と徹底でチームは強くなる。あなたのチームにも、ぜひこの考えを取り入れてみてください!
■指導解説:北本 真司(丸亀市立綾歌中学校男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:丸亀市立綾歌中学校男子バスケットボール部
今作ではフリーランスオフェンスをつくるための、最も大切な基本事項を解説しています。インアウトイン、チェンジオブペース、チェンジオブディレクションなどの理論と実践の仕方を、徹底的に選手に落とし込んでいます。
ここで行っていることは、ミニバスケットや中学生でもできる内容ですし、年齢男女を問わず取り組めるものとなっています。基本的なプレイの徹底ですから、場合によっては大学や社会人の選手にも有効です。身体的なハンデを乗り越えるための方法、選手の判断力を養成する指導など、すべてのバスケットマン、指導者の参考になるはずです。
■指導解説:佐藤 久夫(明成高等学校男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:明成高等学校男子バスケットボール部
自身はバスケ未経験、選手はその学区だけ、それでも全国大会に5回出場している指導者がいます。
今回はその指導者、髙畠恵樹氏に限られた戦力で全国と戦った経験から見出したハーフコートオフェンスの構築について解説していただきました。
少人数、低身長、どんなチームの年でも選手と向き合い、激戦区北海道で戦い抜いてきた髙畠氏がたどり着いた理論をぜひご覧ください!
■指導解説:髙畠 恵樹(帯広市立西陵中学校女子バスケットボール部監督)
■実技協力:帯広市立西陵中学校女子バスケットボール部
佐藤久夫氏の考える最強のオフェンスとは、パッシングとドリブルドライブのミックスオフェンスです。
バスケットボールにおいて、体格的に劣るチームが相手を上回る結果を残すことは困難を極めます。パス回しやスピードを使って体格の不利を覆すことが理想ではありますが、型にはまった戦い方では、対策を取られやすいという難点があります。そこでひとつの解決策となるのが、「パスで相手をかく乱させて、楽な1on1をつくって攻める」という考え方です。相手の状況を見て、攻撃に変化を加えながら良いタイミング、良いポジション、有利な形の1on1に持ち込むことで、どんな相手でも崩して得点を奪うことができます。その攻撃に必要なパッシングとドライブの考え方を、本作では披露しています。
佐藤久夫氏がモーションオフェンスに取り組む理由は主に3つあります。
①適切な動きを取ることにより、確実にDefをかく乱できる
②状況に合わせて攻撃するのでDef側の対策が取りづらい
③バスケットボールの理解が大きく深まる
①と②に関しては上記でも説明したとおりですが、③について佐藤氏は「選手は複雑な選択を同時に求められることがある。そして、意外性を追求していくことで試合の度に新たな発見があるので、監督の指示に従うばかりでなく、選手自らがアイデアをひらめき、監督に進言するまでに成長することができる。」と話しています。選手も指導者もバスケットボールの理解力が深まり、成長につながるモーションオフェンスを、ぜひ導入してください。
バスケットボールに限らず、どのスポーツにおいてもその練習方法は淘汰され、出尽くした感があります。しかし、本当に「良い練習」というのは少し形が変わってもずっと長い期間残ってきているものです。
良いバスケットボールをするためには、思い通りにボールを扱える正確な技術(クローズドスキル)と対人の状況で的確にプレーを選択できる判断力(オープンスキル)を高めていかなければなりません。そしてそれら二つのスキルを連続的に伸ばしていくことで「パーフェクトスキル」が身についてくるのです。
ジュニア期からの育成においては「良いもの」を「反復」して「習慣化」し、「徹底」していくことがさらなる上達へのKeyになります。ぜひ、日々の指導に、練習にお役立てください!!
■指導解説:鷲野 鋭久(愛知県津島市立藤浪中学校女子バスケットボール部監督/JBA U-15女子トップエンデバーコーチ)
■実技協力:愛知県・藤浪中学校女子バスケットボール部
ごく普通の公立中学校にも関わらず、何度も全中出場を果たし、トップ選手を多く輩出する石神井西中学校。
格上のチームやディフェンスの固いチームが相手となると、そう簡単に速攻が成立するわけではありません。となると、いかにきっちりとボールを運び、セットオフェンスを攻めきれるかというのがポイントになりますが、中学生にとってはここが難しいところです。
強いプレッシャーを受けてもボールを失わず、有利な体勢をつくってシュートまで持ち込めるかどうか。今作ではこの部分にスポットを当てて練習法を紹介します。
■指導解説:三輪 辰也(東京都練馬区立石神井西中学校 教諭)
■実技協力:東京都練馬区立石神井西中学校バスケットボール部
どうしても身長や能力がものをいうマンツーマンの攻防ですが、きちんとした対策と戦略をもって臨めば、それらを凌駕することは十分に可能です。
相手にスキを与えないボールの持ち方や足の運び、効果的なコンビネーションやスクリーン、一度失敗してもさらなる一手を繰り出せるパターン…まさに指導者の腕の見せどころではないでしょうか。
今回は明秀日立高校・筑波監督が提唱する『3本の矢』公開。その緻密な指導方法と、工夫された練習の形を紹介します。
■指導解説:筑波 大(明秀学園日立高等学校 女子バスケットボール部 監督)
■実技協力:茨城県/明秀学園日立高等学校 女子バスケットボール部
女子日本代表ヘッドコーチ、ジャパンエナジー(現JX-ENEOSサンフラワーズ)の指揮官として数多くの実績を残してきた内海知秀コーチが、女子日本代表で実際に使った戦術や、日本・世界のトップレベルの試合から培ってきた戦術をご紹介します。
ゾーンディフェンスに対するオフェンス戦術。 ゾーンの崩し方のポイントを踏まえたセットオフェンスの基本となる動き方や、アウト・オブ・バウンズからのプレーなど、パス・ドリブル・スクリーンを有効に使った戦術をご紹介します。
大好評、新潟シリーズ第2弾!「オフェンス編」。
今回も新潟県を代表する2人の監督が指導にあたります!
白根北中学校の松川監督は「2on2」を軸とした、緻密なセットオフェンスづくりを紹介します。個々の力では劣っている、身長では敵わないといった状況でも、2on2であれば“ズレ”を突くこともできます。いかにして相手Defを翻弄するか、ファンダメンタルからきっちりとつくり上げていきます。
本丸中学校の富樫監督は、同校が日本一になった原動力となった“オフェンスドリル”を紹介します。本丸といえばオフェンスというように、随所にこだわりのポイントが見られます。テーマは「ノーマークをつくるセットオフェンス」。個の力を高めるドリルと組織的なプレーを融合させ、ジュニア期に必要な力を養成していきます。
バスケットボールのゲームにおいて勝敗の分かれ目はある意味ではシンプルで、リバウンドやルーズボールといった局面局面でのボール奪取率を上げることで攻撃回数とそれに伴う状況が大きく変わってきます。
今作ではチームを作っていく過程でボールへの執着心を養いながら、個々の状況判断力を上げていきチームとしてのカタを身につけ、さらにチームとしての引き出しを増やしていくことを目的としています。
特に「球際」の強さを身につけることがどれだけ大事なことか、廣瀬氏の情熱溢れるコーチングの中で明らかになります!
■指導解説:廣瀬 昌也(青山学院大学バスケットボール部コーチ/元新潟アルビレックスBBヘッドコーチ)
■実技協力:青山学院大学バスケットボール部
「スピードはあるが大きい選手がいなく、インサイドで点数が取れない。」「今度のチームは小さいので、どうやって戦うか。」など、選手のサイズのことで多くの指導者が悩んでいることでしょう。
本作では、知将中島正信ヘッドコーチが、マンツーマンディフェンス・ゾーンディフェンス・ゾーンプレスと相手チームの仕掛けてくるディフェンスへの対応と攻略法をご紹介します。
身長の低いチームが大きいセンターのいるチームと戦うときは、トランジションゲームもしくはファストブレイクで戦うことが多く、 ただ、それらを軸にゲームを組み立てると相手チームに対策をされて、勝ちきれないことと思います。本来、トランジションゲームやファストブレイクはゲーム中に常に行うよりもスポット的に使用すると効果のあるオフェンスシステムです。
今回紹介するオールアウトフリーオフェンスは、身長が低いチームが基本戦術とするべきオフェンスシステムであり、 モーションオフェンスほど難しくなく、常にフリーマンを作り出すことが可能な基本戦術となります。 このオフェンスを軸とすることで、トランジションやファストブレイクが効果的になります。
第1弾発売(1997年)以来、全国各地の指導者の方々から好評を得ている北海道選抜シリーズ、今回は待望の第6弾の登場です。
基本的なコンセプトは、限られた時間の中で効果的・効率的な指導を徹底することで最大限の効果を狙う、ということです。
ディフェンス面ではZone Press Zoneをベースにして、個々の役割をはっきりさせ誰がリザーブで入っても対応できるように指導を徹底させていきます。またオフェンス面ではスクリーンを多用して、ズレを早めに作って攻撃の起点、エントリーを増やしていくことを狙っていきます。
このようなチームコンセプトは、選抜チームに限らず部活動などで指導時間が少なく、短期間に効果を出していこうという指導者の方にとって非常にお役に立てる内容です。
■指導解説:宗岡 安隆(2012・13年度北海道選抜チームヘッドコーチ、帯広第一中学校)/山田 明(南幌中学校)/横尾 栄一(札幌厚別南中学校)/丸山 祐平(札幌澄川中学校)
■実技協力:北海道ジュニアバスケットボール連盟強化委員会
女子日本代表ヘッドコーチ、ジャパンエナジー(現JX-ENEOSサンフラワーズ)の指揮官として数多くの実績を残してきた内海知秀コーチが、女子日本代表で実際に使った戦術や、日本・世界のトップレベルの試合から培ってきた戦術をご紹介します。
ここでは、マンツーマンディフェンスに対するオフェンス戦術。 内海コーチが女子日本代表の試合で使っていたセットオフェンスの基本となる動き方や、ピック&ロールを使った攻め方、アウト・オブ・バウンズからのプレーなど、様々な戦術をご紹介します。
短期間でチームを仕上げていくエッセンスが満載!効果的にチーム力を高める「約束事」を身につけよう!
特に中学校においては、指導者がコートについてしっかり指導できる時間は限られています。限られた時間内で、どのように練習を組み立てていけば良いか、効果的な練習方法は無いか・・・そのような悩みを持った方に特におすすめの本作。
チームづくりには「約束事」は必ずといっていいほど必要になりますが、このシリーズの中で紹介する「約束事」は、短時間でいかに効果を上げていくかということに主眼をおいているものばかりです。
今作では、ロングアイランド大学ヘッドコーチであるジム・フェリーが、マンツーマンとゾーンに対抗するための様々なオフェンスの戦術を解説します。セカンダリー、ハーフコート、ボックス、1-4、2-1-2、そしてスタックフォーメーションのクイックヒッティングセットアウトなどの効果的な活用の仕方を実演。その中で、シャッフルや、フレックスの動きを見るためのドリブル、パスの仕方なども詳しく解説しております。
■指導解説:Jim Ferry:ジム・フェリー(ロングアイランド大学ヘッドコーチ)
日本語訳監修:倉石 平(早稲田大学スポーツ科学学術院准教授)
「短期間でのチームづくり」第3弾では速攻とセットオフェンスに焦点を当て、そのために必要な技術の指導と練習方法を紹介しています。
速攻編ではボールの運び方とセカンダリーブレイクでの体とナンバーのつめの部分などを詳しく紹介しています。セットオフェンス編オフェンス及びポジション別トレーニング編では様々なオフェンスパターンを理解できるとともに、ガード、フォワード、センターそれぞれのぴ時ションの役割と技術をマスターできます。もちろん練習方法を豊富に紹介していますので、これらを用いて短期間で個々の選手のスキルとチーム力をアップさせることができるでしょう。