第1回 :イントロダクション
第1回はイントロダクションとして、CSPTセミナーの概要からリアライン・コンセプトによる治療の設計図(手順)について理解し、 精密触診と組織間リリースの理論と基本的な技術を講義と実習で学ぶ。
このセミナーは、リアライン・コンセプトの治療概念(総論)と治療技術(各論)の位置づけを明確にし、治療概念に基づき各論を進めることを理解すること、また、リアライン・コンセプトの治療に必要な基礎医学、評価学、治療学を習得することを目的としている。体幹、下肢、上肢それぞれの部位における典型的なマルアライメントのパターンの評価と、それらをどのように治療していくかについて学んでいく。
実技では、以下の3種類の内容を体験してもらっている。
A:リリースされた時に身体がどう感じるかを確認する
B:リリースする感覚を指先で感じる
C:実際に自分でリリースを行い、技術のレベルを評価してもらう。
蒲田和芳・3コース見放題コース
ジョイントヘルスコース
第1回はイントロダクションとして、CSPTセミナーの概要からリアライン・コンセプトによる治療の設計図(手順)について理解し、 精密触診と組織間リリースの理論と基本的な技術を講義と実習で学ぶ。
第2回では「骨盤」を対象として、その評価と治療について講義と実技実習にて学ぶ。
・評価:病態、結果因子、マルアライメント・原因因子
・治療:原因因子・マルアライメント、運動療法・デバイス、結果因子
第3回では「胸郭」を対象として、その評価と治療について講義と実技実習にて学ぶ。
・評価:結果因子、マルアライメント・原因因子
・治療:治療プログラム、原因因子・マルアライメント、運動療法・デバイス、結果因子
第4回では「腰部・骨盤痛」を対象として、その評価と治療について講義と実技実習にて学ぶ。
・評価:結果因子、マルアライメント・原因因子
・治療:治療プログラム、原因因子・マルアライメント、運動療法・デバイス、結果因子
第5回は「股関節・鼠径部」を対象として、鼠径部痛症候群(Groin Pain syndrome)という疾患概念と、股関節の病変についての講義・実習(触診・リリース)を行います。
・病態
・評価:結果因子/原因因子、マルアライメント
・治療プログラム
・治療:/原因因子、マルアライメント(運動療法・デバイス)結果因子
第6回では「膝関節」を対象にした講義と実技(触診・リリース)を行います。
その他に、レッグプレスやバランスシューズを用いた運動・デバイス療法の解説と実習も行った内容になっています。
・病態
・評価:マルアライメント・原因因子、結果因子
・治療:運動療法・デバイス、治療プログラム、原因因子・マルアライメント
第7回では「足関節」を対象として、その評価と治療について講義と実技実習にて学ぶ。
足関節捻挫の後遺症など、正しい理解を得ることで、長期的な足関節の不調やパフォーマンスの低下を防ぐことができます。
・病態
・評価:マルアライメント・原因因子、結果因子
・治療:運動療法・デバイス、治療プログラム、原因因子・マルアライメント
第8回では「足部」を対象として、その評価と治療について講義と実技実習にて学ぶ。
今回は足部の疾患に対して、対症療法や時間に任せた安静加療だけではなく、足部のメカニズムを理解して、治療を施せるようになることを目的とした講義になっています。
・病態
・評価:マルアライメント・原因因子、結果因子
・治療:運動療法・デバイス、治療プログラム、原因因子・マルアライメント
第9回では「肩関節」を対象として、その評価と治療について講義と実技実習にて学びます。
今回は野球など肩を使うスポーツでの疾患の他にも腱板損傷や拘縮肩などあらゆる肩疾患を想定し、メカニズムに重点を置いています。
・病態
・評価:マルアライメント・原因因子、結果因子
・治療:運動療法・デバイス、治療プログラム、原因因子・マルアライメント
第10回では「肘・前腕・手関節」を対象として、その評価と治療について講義と実技実習にて学びます。
2019年最後の講義でもある今回は前回の肩関節から続き、肘から先の3つのエリアを学習していきます。
・病態
・評価:マルアライメント・原因因子、結果因子
・治療:運動療法・デバイス、治療プログラム、原因因子・マルアライメント